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アファン“心の森”プロジェクト 第10回レポート

夏休み真っ盛りの8月7日、海などのアウトドアでもう真っ黒に日焼けしているこども達が、初めての新幹線、初めてのお友だちにドキドキしながら東京駅に集合。天候に恵まれた今回のプログラムに参加したのは、千葉、東京、そして神奈川の児童養護施設のこども達21人。期間中全プログラムをずっと一緒に過ごしたこども達は、3日間でみんな全員仲良しになりました。解散時には、再会を願ってそれぞれの施設に戻りました。

夏の森へでかけよう

初日は宿泊したホテルの近くにある黒姫の森を4グループに分かれて散策。初めてのお友だちに戸惑いながらもしだいに仲良くなっていくこども達は、思い思いに森の不思議を発見していきます。道のようで道ではないところを長靴でズンズン進んでいきます。時折止まって、森の達人と一緒に、草の茎で笛を作ったり、せみの抜け殻を見つけたりして、森の中を楽しみました。

アファンの森に出かけよう

2日目はいよいよアファンの森を散策です。昨日の森とは違い、木漏れ日が適度に入り、風通しの良いやさしい森に、こども達の表情も自然と柔らかくなります。森の主、ニコルさんに会うため、森の中を歩き回ります。途中、山葡萄のツルでターザンをしたり、自然の中からいろいろな音を出すものを発見したり、飽きることがありません。サウンドシェルターに到着し、しばらくすると、ニコルさんが太鼓をたたきながら登場。ニコルさんによる森の話に耳を傾けました。

C.W.ニコルさんのお話

森の中ではさまざまな生き物がそれぞれ関係しあいながら成り立っています。人は森からの恵みをたくさん受けていることを、化石燃料の話などを例にこども達に話してくれました。ちょっと難しかったかもしれませんが、こども達は真剣にニコルさんに眼差しを向けていました。

音の森

散策したグループごとに、森で作ることができるさまざまな音を探します。折れた枝同士をぶつけたり、足を踏み鳴らしたり、草笛を吹いたり、それぞれの音を楽しむジャムセッション。これこそ本当の音楽!20分ほど練習した後に森のコンサートを開催。優しい音が森に響きました。

ツリークライミング

参加したみんなが一番楽しみにしていたツリークライミング。アファンの森の中でも大きな部類に入るサワグルミの木に挑戦。木登りをする前は、木の周辺の藪をみんなできれいにしました。森に感謝をして、いよいよツリークライミング開始です。ヘルメットをかぶり、専用の道具をつけて、みんなで登りました。登るペースはそれぞれに違いますが、日常体験できない高さを思い思いに楽しんでいました。

お話の森

今回は夜の森を探検しながら、お話の場所まで行きました。こどものフクロウとおもわれる声や、木々が揺れる音を聞きながら、都会では経験できない本当に真っ暗な森をみんなで進んでいきました。暗い森に目が慣れたころ、ろうそくの明かりが見え、サウンドシェルターが現れました。そこで約30分、こわーいお話や外国のお話を聞いて想像の世界に浸りました。

心の森

最終日には、2日間過ごしたことを思い浮かべながら今どんなことを感じているのか、みんなで絵を描いてみました。こども達の絵は、それぞれが感じた色使いによって楽しい作品に仕上がりしました。

川遊び

最後のプログラムは、アファンの森から歩いて30分ほどのところにある鳥居川で川遊び。じりじりと強い日差しが照りつける炎天下、洋服がぬれることもお構いなしに、つめたーい川の中で魚を取ったり、水生昆虫を取ったりしました。ちょっと小腹がすくと、川の水で冷やした地元のトマトやきゅうりをまるかじり。河原での昼食後、みんなで輪になって3日間の感想を交換しました。こども達は、「またアファンに来たい」という気持ちを胸に東京へ帰りました。



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