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アファン“心の森”プロジェクト 第14回レポート
第14回レポート

2006年5月20(土)~21日(日)、東京、横浜、名古屋、長野の盲学校に通うこども達10名が新緑の美しいアファンの森にやってきました。こども達は以前にもアファンの森を訪れた体験者。みんなぐんと背が伸びて、お兄さん、お姉さんになっている分、森の木々も大きくなっているはず。懐かしいお友だちやアファンの森との再会に期待に胸ふくらませて森へむかいました。

感じる森

アファンの森へついたとたん、降り出した雨。ティピー(ネイティブアメリカン式の住居)の中でお昼ご飯を食べていると、雷鳴が森にとどろきました。「アファンで雷なんて初めて!」体験者のこども達に、森は新しい歓迎をしてくれたのでしょうか。小雨になったところで、レインウエアを身にまとって森へ出かけていきました。「雨が降っているから、木にたくさん葉っぱがあるのがわかるね。」「音が静かになったよ、霧の中に入ったの?」こども達は全身で森を感じることができます。

感じる森

夜の森

雨はあがり、昼と違って静かな森にでかけます。夜の森は、昼間は人の姿を避けて隠れている動物達が主役。そんな物達の邪魔をしないように、おしゃべりもやめて、足音をできるだけたてないように歩きます。ばったり熊とあったらどうする!?そんなこども達のどきどきした気持ちを動物達も感じとったのでしょうか、遠くからふくろうが優しい泣き声で「大丈夫だよ。」と呼びかけてくれたように聞こえました。

朝の森

昨日の雨がうそのような青空。こども達は早く外に行きたくてうずうず。早朝から、ホテル近くの森を散歩しました。鳥たちが朝ごはんを探して大忙しで飛び回っていて、日中よりもたくさんの鳥の声をきくことができます。10種類近くの鳥の声をききわけるお友だちもいて、みんなも負けずに聞き比べ。5月なのに日陰で溶け残った雪の感触や、雪解け水で水量が多い川の音など、朝の森を満喫しました。

朝の森

お話の森

雨でいっそう緑が濃くなったアファンの森で、お話をききます。たくさんの鳥の声のBGMや顔をなでる爽やかな風の中できくお話は、こども達のイマジネーションを更にかきたてます。お話の登場人物と一緒にわくわくしたり、どきどきしたり。しばし、空想の世界一周をしたような気分でした。

アファンの森を食べる

アファンの森は食べられる野草がいっぱい。こども達は森の達人たちの力を借りながら、ひとつひとつ手にとって、においをかいで、自分達のお昼ご飯の食材を探します。こども達がとってきた野草は、森の中でみんなで天ぷらにして食べることに。本当に食べられるのかなあ?そう言っていたこども達も、てんぷらを揚げるおいしそうな音と、香ばしいにおいでおなかがぺこぺこ。春のアファンの森をみんなで味わいました。

アファンの森を食べる

ニコルさんのお話

アファンの森の活動を広めるために全国を飛び回っているニコルさん。「森に帰って、みんなの顔をみたらやっぱり元気になったよ。」というニコルさんに、こども達は、「つるでターザンごっこをして遊んだこと」、「湧き水がおいしかったこと」、「鳥の鳴きまねが上手になったこと」を報告しました。もっとアファンにいたくて泣き出すお友だちもいましたが、ニコルさんはお別れに一人ひとりを抱きしめてくれました。今回も様々な表情でこども達を迎えてくれたアファンの森。たくさんの新しい思い出をつくることができた二日間でした。

ニコルさんのお話