
2006年2月、One by One サポーターのKONISHIKIさんを含む5人の選考委員によって厳正な審査会が行われ、第3回の「One by One アワード」の受賞者と団体が決まりました。今年もハンディを克服し夢に向かって明るくひたむきに生きている「キッズ個人賞」3人と、こども達のサポートに顕著な成果をあげている「NPO奨励賞」6団体が選出されました。 第3回受賞者/団体のプロフィールをご紹介します 。
※プロフィールは選考時のものです。

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伊藤 希(いとうのぞみ) さん(17歳・静岡県)伊藤希さんは小児糖尿病のため自らインシュリン注射を打ちながら、ずっと病気と闘っています。養護学校が遠方にあるため、親元を離れ寄宿舎での生活を余儀なくされていますが、その真面目で誠実な人柄は周囲からの信頼を集めてきました。寮長、生徒会会長に推薦され、全校集会や朝の挨拶運動の企画・運営を行うなど学校生活に積極的に取り組んできました。また、所属する演劇部が愛・地球博に参加。音響・照明・大道具作りなど裏方に徹するかたわら、部員をまとめあげ、劇は大成功をおさめました。彼女を支えてくれた医療事業職員のように、病気のこども達を支えたいと医療事務専門学校を受験し見事合格。この春から、新生活にのぞんでいます。 |
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寺本 ららら(てらもと ららら) さん(15歳・東京都)脳性マヒにも負けず、オーストラリアへの留学を決めた将来の児童文学作家。寺本らららさんは生後10ヵ月時に下肢障害が発覚し、現在杖と車椅子の生活を送っています。小学4年の時には学校の図書館にある本を全て読破、こどもに夢を与える作家になるという夢を持って作文やエッセイ、短編小説を書き続けてきました。高校生となった今、英語で児童文学を製作し世界中のこども達の役に立ちたいと、豪州への留学を決意。下肢不自由児の高校生一人での留学は前例がなく、何度も関係機関と交渉しました。そして、現在元気に当地の語学学校へ通っています。今後は、大学で欧州の歴史学を学ぶという目標を持って頑張るらららさんの行動力は、多くの人に勇気を与えてくれます。 |
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中村 周平(なかむらしゅうへい) さん(15歳・静岡県)筋肉が萎縮していく難病、ウェルドニッヒ・ホフマン病により人工呼吸器を24時間使用しストレッチャーで学校生活を続けている中村周平くん。体がほとんど動かせず、手を使えない状態であるため、左足でパソコンのトラックボールを操り、絵を描いています。そのハンディキャップにも負けずに、「夢のビジョンコンテスト」中学生の部での最優秀賞、第24回肢体不自由児・者の美術展での毎日新聞社会事業団賞受賞など、その作品は高い評価を得ています。2005年には、念願の個展「僕の絵画展~足で描くShuhei の世界~」を開催。今後も創作活動を積極的に続け個展だけでなく、Tシャツに作品をプリントしオリジナル商品を作りたいと、夢にチャレンジし続けています。 |

~地域とのつながりを重視したチャレンジドのこどもの余暇支援活動団体~
障害を持つこども達の居場所を提供するだけでなく、地域とのかかわりを深める「買い物学習」や「屋外活動」など社会性を重視した活動で評価される。地元のニーズも急速に拡大し、今春には新入学児童40 名のためのサポートセンター拡充を新たに進めています。
~手作りのミュージカルを作り上げる養護学校~
ミュージカルに学校全体で取り組み、音楽科目だけでなく、保健体育で身体表現、国語で台詞と演技指導など、独自のカリキュラムを開発。教師と生徒が一丸となって作る舞台は、大きな反響を呼んでいます。障害児に自己肯定と自信を持たせることに成功しています。
~軽度発達障害児への医療・行政・教育のネットワークによる共助~
心理外来を中心として、医療・教育の専門家がネットワークを作り、専門的見地から軽度発達障害児をサポート。発見の難しい障害であり、日本ではまだ支援も遅れている分野であるため、今後さらなる発達支援者の養成、技術向上などの活動に期待がもたれています。
~こども達の一時および長期保護のための居場所の提供~
繁華街で暮らすこども達の一時的な避難所、および長期保護のための居場所となる家庭養護寮を提供する活動を続ける団体です。保護だけではなく、その家族の社会復帰に直接手を差し伸べていくなど、根本的な問題解決に真正面から取り組み、成果を挙げています。
~学生ボランティアによる不登校児への支援活動~
家族以外とコミュニケーションを取れない不登校児に、大学生達が第三者的立場でサポートを続継。対人関係への自信をつけることで、復学などの成果を出しています。阪神大震災時に、被災児童への訪問学習指導を展開したことをきっかけに、現活動が生まれました。
~地域が障害児への理解を深め、皆とともに生きる喜びを求め活動するボランティアサークル~
体験経験が難しいとされる自閉症児との接し方を、楽しみながら学ぶゲームソフトを開発。その斬新な発想は、マスコミ、教育・福祉関係者にも大きな反響を呼んでいます。一方的支援ではなく、コミュニケーションを大切にする活動は、今後の飛躍が期待されます。