
「第7回One by Oneアワード」には、全国から公募により、キッズ個人賞に82名、NPO奨励賞に183団体の応募があり、2010年1月の選考会の結果、下記の通り受賞者・団体が決定いたしました。

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上地 翔子さん(沖縄県/18歳)上地さんは、1歳の時に病気で視力を失いましたが、「目は見えなくても視野を広げたい!」と勉学に励み、盲学校から普通高校への進学を果たします。視覚障害に配慮された盲学校とは環境が異なるため、戸惑いや不安もありましたが、先生方や多くの友人に支えられ、課外活動にも積極的に挑戦。2009年全国高校総合文化祭では、「自分という存在」と題した作文が好成績を修め、文化庁の海外派遣事業メンバーの一人に選出されました。将来は、得意な英語を生かし、日本と外国の架け橋となるような仕事に就くのが夢です。 |
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小川 駿治くん(滋賀県/11歳)ファロー四徴症という先天性の心臓疾患を抱えている小川くんは、4歳で大手術を受け長期の入院生活を送ったため幼稚園にはほとんど通えませんでした。小学生になり、初めて体験する学校生活を温かく支えてくれたのは、担任の佐分利先生。絵を描くことが得意な小川くんは、感謝の想いを込めて先生に絵手紙を送り続けました。500通を越えた絵手紙は、力強いタッチの絵と素直なメッセージが話題となり、地元で作品展が開催されるようになりました。作品展は、発作が起きると命にかかわることもある病気についての理解や命の大切さを学ぶ機会となっています。今後は画集を発行し、たくさんの人に作品を見てもらうのが夢です。 |
高校生・男子3人目の受賞者は現在、家庭の事情により児童養護施設で暮らしています。児童養護施設は、災害や事故、親の離婚や病気、家族による養育が困難なケースなど様々な事情を抱えた18歳までの子どもたちが暮らす、児童福祉法に定められた福祉施設の一つです。彼は、困難な状況に負けずに高校に進学し、運動部に所属。厳しい練習にも耐え、努力を重ね、都道府県の代表強化選手に選抜されるほど優秀な選手になりました。高校卒業時点で施設を退所し、たった一人で社会に巣立っていかなくてはならないため、残された高校生活を学業と部活動に励んでいます。児童養護施設に暮らすこども達には、公立高校などへの進学の援助はありますが、大学に進学するのは経済的に困難であり、就職においても児童養護施設に対する偏見のため、施設出身者の採用をためらう企業・個人事業主が多いことも事実です。One by Oneアワードは受賞者名や顔写真の公表を応募条件にしておりますが、現時点では、本人のプライバシー保護のため、お名前や個人を特定できる情報の公開は控えさせていただくことになりました。皆様のご理解をお願い申しあげます。 |

知的発達障がい児を対象とした運動教室。専門性のあるスタッフがこどもの能力に応じた指導を行い、市と協働で全国初の特別支援学級の「体育授業サポート」を展開。運動を通じてこども達の達成感を育み、心のバリアフリーを拡げている。
知的発達障がい児を対象にアートを通じて表現活動の場を提供するだけでなく、地元商店街や小学校と協働で展覧会を開催するなど「人と人をつなげる」活動を展開。アートを通じてコミュニケーションを広げ地域社会の活性化にも寄与している。
18トリソミー(染色体異常の一つ)のこどもを持つ親たちが設立。短命のため積極的な治療を受けられない環境を改善すべく、会員自らが情報交換や調査を行い学会に報告するなど積極的に活動。こどもの最善の利益のために医療者と家族が対等に話し合う「協働」関係の大切さを新生児医療に提唱している。
特別支援学校生を対象に、障がい者自身が学ぶヘルパー養成講座を開催。スキルを身につけることによって障害者が自信を深め、積極的に社会に参加することを促す「セルフヘルプ = 本人活動」に力を入れている。
日本語の補修が行われないため、授業についていけず居場所もない外国籍のこども達のために、大学生が自主的にサポートを開始。社会問題に向き合い、自分達に出来る支援から着手。学校教員、支援団体との連携により国や自治体への教育制度の改善を求める提言や要請も行っている。
適切な支援を得られずに不登校やひきこもりなど心理的問題や悩みを抱えてしまったこども達を臨床心理士ら専門スタッフがサポート。住む場所によって子どもの育ちが変わることのないよう、地域での受け皿としてこども達や家族を包括的に支援している。