「One by Oneこども基金」は、皆さまの基金へのご協力により、東日本大震災で被災した子どもたちのために、2011年6月末時点で、以下の支援活動を実施いたしました。皆さまのご協力に心から感謝申し上げます。 |
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18歳までの子どもの声を受けとめる電話「チャイルドライン」には、自分の命が助かっても、身近な人を亡くした悲しみに「自分は生きてていいの?」という声が寄せられているそうです。津波被害をうけた6つの県からかかった電話件数が震災後2ヵ月で67%も増加しているため、One by Oneこども基金からはフリーダイヤル料金(通話料無料)として300万円を寄付しました。これにより3000人の子どもたちが25分間、無料で話をすることができます。
チャイルドラインは39都道府県に68団体(2010年3月31日現在)あり、学校などを通じて、その電話番号カードが子どもたちに配布されています。電話番号は全国共通のため、被災により活動が困難な地区の電話についても他県のチャイルドラインがサポートして受信できています。しかし、東北の一部地域ではまだチャイルドラインが開設されていないため、その地域の子どもたちは電話番号を知りません。そこでOne by Oneこども基金は、被災地の子どもたちに配布する電話番号カード40万枚の作成費用を寄付しました。
避難所の集団生活では、子どもたちは様々な我慢を強いられています。瓦礫が散乱する中では外遊びも危険を伴い、学校も避難所が併設されていることが多く、子どもたちが安心して遊べる場所はとても少なくなっています。遊びを通じて自分の気持ちを話したりすることが子どもの傷ついた心の回復につながるため、One by Oneこども基金では、災害子ども支援ネットワークが宮城県内の7カ所で展開する子どもの居場所づくり事業を応援しています。
被災地でも学校は再開されましたが、津波や地震で校舎も破損し、設備や教材も流され子どもたちの学びに大きな影響を与えています。One by Oneこども基金では、宮城や岩手の沿岸部で特に被害が大きかった小中学校の教育資材や副教材を寄贈しています。被災した保護者の負担を少しでも軽減し、子どもたちの学習環境が少しでも整うよう今後もサポートを継続したいと思います。具体的な支援の内容については、今後、順次報告させていただきます。
この他にも、アファンの森や清里で行っている“心の森”プロジェクトに被災地の子どもたちを招待することを検討中です。被災地は広範囲であることや、地域により被災状況が異なるため、子どもたちの支援のニーズも多岐にわたっており、一律に公平な支援が難しい現状です。One by Oneこども基金としては、これからも、現地のニーズを確認しながら、長期的な支援を視野に入れて活動して参ります。引き続き皆さまのご理解・ご支援をお願い申し上げます。